赤ちゃんの肌が冷たく感じる…。もしかして寒がっていないか心配…。
おやすみ時は特に肌が冷たいから、たくさん着込ませてあげたいけど反対に温めすぎてしまわないだろうか。
新生児の時期から歩行を始めるまでは、赤ちゃんの身体は冷えてしまう傾向にあります。冷えが続いてしまうと、内臓の働きが弱くなってしまったり免疫力が低下するとされています。
赤ちゃんの平熱は36.5℃以上であり、大人よりも高いことが特徴です。しかし36℃未満であると平均よりも低いため、人体の機能が正常に働かないのでは?といった心配の声が多いのは確かです。
そこで、赤ちゃんを冷えから守ってあげることのできるグッズである、腹巻を着用してあげることは赤ちゃんが成長すための快適な環境づくりに繋がるかもしれません。
赤ちゃん用の腹巻の効果
赤ちゃんに腹巻を着用してあげることで以下の効果が期待されています。
- 体温の上昇
- 冷え対策
- 摩擦や傷からの保護
腹巻は一般的に防寒グッズとして選ばれています。大人が着用するものと認識されていることが多いですが、人体の機能が成長する段階にある赤ちゃんから子供にも、免疫不全になりづらい身体を作るために着用をおすすめします。
気温が変動する日本において、秋冬の外出時や夏場のクーラーが効いた部屋では身体が冷えやすいため、腹巻はオールシーズン備えておきたい冷え対策のグッズです。
また、赤ちゃんはハイハイをして、歩行を覚える時期でもあり転倒しやすいことも確かです。転倒時に肌が傷ついてしまわないように、腹巻は外傷から守ってくれる防具としての役割もあります。
赤ちゃんの身体が冷たくなりやすい理由
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能が未熟であるため室温や外気温に比例して体温が変動してしまいます。
また、大人と比較して赤ちゃんは体温を保持する役割がある皮下脂肪がとても少ないです。そのため皮膚から熱が放出しやすく、素肌が露出していると体温が外気温に左右されやすいことが特徴です。
真冬や真夏といった外気温が極端に上下する季節において、真冬は暖房で室内を快適な状態に保ちましょう。
また、真夏は冷房で部屋を冷やしすぎないように最適な温度を保ちましょう。
赤ちゃんに腹巻を着用してあげるべき最適な時間
赤ちゃんが冷えているかどうかはお腹周りや背中を触って確かめましょう。
冷たいと感じたら赤ちゃんは寒いと感じているサインです。ヒトの体温が身体の中心部からの血液の流れと同時に熱が運搬されて上下する仕組みになっているためです。
赤ちゃんに腹巻を着用してあげるタイミングは、体温が下がりやすい時間や場所においてです。
赤ちゃんは体温調節が未熟であるため、一日中腹巻を着用してあげることは推奨しません。温かくなり過ぎてしまうためです。
体温が低くなりやすい就寝時
赤ちゃんの就寝時は体温が下がりやすい時間であるため、腹巻で体温を上昇・保温してあげることをおすすめします。
具体的には、赤ちゃんの就寝直前および眠たい時は手足が温かくなり、眠りに入ると手足が冷たくなるといった特徴があります。
就寝時は体温が下がりやすいからといって、布団を多めにかけてあげることはおすすめしません。布団自体の重さによる圧力がかかり赤ちゃんを窒息させてしまうというトラブルを招く恐れがあるためです。
また、赤ちゃんに多く衣服を着用してあげることもおすすめしません。多くの衣服を着用すると汗をたくさんかいてしまった後に、しっかりと放湿されないといった状態になってしまうためです。赤ちゃんの表皮が蒸れてしまい、ストレスになり熟睡できなくなってしまうといったトラブルを引き起こすためです。
そのため、吸湿放湿生に優れた生地であるシルクやコットン製の腹巻を1枚着用してあげることで、必要最低限の寝冷え対策が期待できます。
秋冬の寒い外出時
秋冬の寒い室外において、衣服を着込んであげるのではなく吸湿放湿性の高いシルクやコットンの腹巻を着用してあげることをおすすめします。
衣服を着込んであげることは、就寝時の寝冷え対策時に衣服を着込んであげることによるトラブルと一緒で、熱が滞留することに加えて汗で赤ちゃんの表皮が蒸れてしまい不快をもたらしてしまいます。
そのため着込んであげるのではなく、体温を発生させる身体の中心部であるお腹周りに1枚腹巻を着用してあげることで、体温の発生をサポートさせるという方法を採用しましょう。
春夏の冷房が効いた室内
春夏における冷房が効いたショッピング施設などの室内は身体が冷えやすいため、クーラー対策として腹巻を着用してあげましょう。
夏の暑さで体力が低下している状態で、クーラーで部屋を冷やし過ぎたりそのまま就寝して寝冷えをしてしまうと、夏風邪の原因にもなってしまうため、クーラーが効き過ぎている室内においては腹巻を着用して体温を調整してあげましょう。
赤ちゃん用の腹巻の着用方法
赤ちゃん用の腹巻を着用する方法は、衣服の中(地肌の上)に着用するか、衣服の上から着用するかの2つに分類されます。
腹巻は主に、シルク(絹)またはコットン(綿)で作られているためそれぞれ素材の特徴に応じてどちらの着用方法を選ぶかが変わってきます。
シルクは、ヒトの肌と同じタンパク質でできているため、赤ちゃんのデリケートな肌との相性が良く、衣服の中(地肌の上)から着用ができます。
コットンは、肌触りが良いですが、シルクよりも地肌との摩擦を生みやすいため、衣服の上から着用することをおすすめします。
シルクとコットンでは、耐久性に違いがあります。洗濯しても強い素材はコットンですが、シルクの方が吸湿放湿性に優れていたり、紫外線に強い(UVカットの機能を備えている)といった性質があります。
それぞれのメリットやデメリットから赤ちゃんにぴったりな腹巻を選びましょう。
赤ちゃん用の腹巻のおすすめの素材
肌着の中に着用してあげるならシルク腹巻
商品の概要
価格:1,100円(税込) 2枚組
素材:コットン80%、シルク20%
原産国:日本
サイズ:
幅:約21cm 長さ:約25cm
新生児~18ヵ月頃が目安
肌着の外に着用してあげるならコットン腹巻
商品の概要
価格:1,100円(税込) 2枚組
素材:オーガニックコットン100%
原産国:日本
サイズ:
幅:約21cm 長さ:約25cm
新生児~18ヵ月頃が目安