夏の冷房による冷えは、体調不良にも繋がりやすいため一刻も早く対策したいと考える方が多いです。
しかし、間違った冷え対策を行うと夏特有の強い紫外線を浴びてしまって、日焼けによる肌荒れといった皮膚へのダメージを招いてしまうトラブルに陥ってしまいます。
冷房の冷えとり方法は、ただ薄手のアウターを羽織るだけでは冷え対策はできても紫外線トラブルに悩まされてしまう恐れがあります。
外出が多くなる夏。車の運転や公園、ショッピングモールに出入りするような室外と室内を同時に楽しむためのかしこい冷えとり対策術を紹介します。
夏の冷房による冷えを対策する2つの方法
夏のクーラーの冷えとり方法は以下の2つのどちらかを採用しましょう。
- 黒色で編み目が細かい肌着を着用する
- 日焼け止めを塗布して薄いアウターを着用する
薄手のアウターだけを羽織って夏の冷えを対策していませんか?
紫外線(UV)も気をつけなければばらない夏だからこそ、より良いやり方を行うことを推奨します。
太陽に含まれるUVは目に見えない電磁波であり、殺菌効果があるだけでなく皮膚ガンといった病を引き起こす有害な光線であることが確かです。
1,黒色で編み目が細かい肌着を着用する
夏に黒色の肌着を着用することで冷え対策に加えてUV(紫外線)カットが可能です。
特に夏季のショッピングモールや飲食店は冷房で寒くなっているため、手や腕が冷えてしまいがちです。そのため、肌着だけでなく黒色のアームカバーをバッグに入れておくことで室外でのUV対策だけでなく、室内でアームカバー着用することで冷えとりをすることができます。
UVは明度が低い色(紺色や黒色)であればUVを「吸収」させることでUVカットを実現することができます。(※有彩色や白色でもUVを「反射」させることでUVカットを実現しますが、自分の顔などに反射してしまい結果UVを浴びることになるため、特に黒色が良いとされる)
さらに、肌着やアームカバーといったファブリック素材のUVカットグッズにおいては、生地の編み目が細かい(糸や繊維の密度が高い)であればあるほど紫外線を通さないです。そのためファブリック素材を選ぶ際は天井やスマホのライトに通して目で見てみましょう。光を通さないほどUVカット率が高いと言えます。
2,日焼け止めクリームなどを塗布して薄いアウターを着用する
日焼け止めクリームやローションといった紫外線(UV)カットグッズを肌に塗布して、薄手のアウターを着用することで冷え対策に加えてUVカットが可能です。
日焼け止めクリームなどはSPF(Sun Protection Factor)やPA(Protection Grade of UVA)の「+」の数が多いほどその効果が高いとされているため、肌との相性を確かめながら日焼け止めを肌に塗布します。
薄手のアウターを持参しておくことで、室内での冷房による冷えを感じたら着用しましょう。
そうすることで、室外での日焼け対策と室内の冷え対策をすることができます。
ただし日焼け止めクリームなど皮膚に塗布するUVカット対策グッズは、化学物質で作られているため化学物質過敏症の方は使用に注意が必要です。
夏は「紫外線」と「冷え」から守る対策をしよう
夏はどの季節よりも暑いだけでなく紫外線が強いです。そのため室内が冷房によって寒くなりがちです。
夏の「紫外線による肌トラブル」と冷房による「冷えによる体調不良」から守るために、先述の以下どちらかの対策方法をおすすめします。
- 黒色で編み目が細かい肌着を着用する
- 日焼け止めを塗布して薄いアウターを着用する
手や腕は特に冷えがちで紫外線も浴びやすい
夏では特に手と腕の露出が目立ってしまいます。足元はパンツスタイルやスカートで隠れていることが多いですが、ファッションの特性上、手や腕がむき出しになりがちです。
そのため、手や腕は紫外線(UV)を浴びやすいです。車を運転する際にも腕にUVが直射したり、手は洗うことが多いため日焼け止めクリームが洗浄されて流れ落ちてしまいUVを浴びやすくなります。
また、手や腕は四肢末端冷え性とも言われるように、冷え性になりやすい部位の1つであるため、冷房が効いた室内においては特に冷えてしまいがちです。
春・夏・秋に活躍するアームカバーがおすすめ
夏の「冷房による冷え」と「紫外線(UV)」による影響を受けやすい手や腕には、アームカバーを着用することでそれらの問題に悩む心配がなくなります。
実は、アームカバーは夏だけのUV対策グッズではありません。
夏の室内の冷房による冷えとりはもちろん、春の紫外線が強く感じ始めるUV対策や寒さを感じ始める秋の寒さ対策としても重宝されます。
夏本番が始まる前の春から着用することで、かしこく季節を過ごしてみては。