妊活にヨガが効果的な理由とは？ながら腹巻きで基礎体温を上げよう

子どもを授かりたい２人にとって、妊活をもっと効果的に進めたいと思うのは自然なことであります。

そもそも妊活とは、生活習慣を見直して体質改善しながら妊娠力をアップさせる活動のことです。
妊活の中でもとりわけすぐに始められる習慣として「温活」があります。特に自宅でも簡単にできる「ヨガ」は、体質改善させるために効果的な手段と言われています。

妊活にヨガが効果的な理由

「ヨガ」とは深呼吸と全身でポーズを行い、インナーマッスルを鍛える身体技法です。肉体的には身体の歪みの改善でき、精神的にはリラックス効果を得られるといったメリットがあります。

ヨガが妊活にもたらす効果

• 基礎体温の上昇
• 栄養素が全身に届きやすくなる
• 自律神経の安定

ヨガを妊活に取り入れることで、妊娠しやすい身体になることが期待されます。

基礎体温の上昇

ヨガをすることは、普段の生活で使わない筋肉を動かすことに繋がるため、筋肉を鍛えられます。特にヨガではインナーマッスルと呼ばれる身体の奥深くにある深層筋が鍛えられます。

もちろんヨガをすることは身体が表面的に筋肉質になることではありません。インナーマッスルであるため表面的な見た目に大きな変化はなく、いわゆる体幹が良くなったり、歩いたり走る時につまずいたりしない身体になることです。

妊活に重要なのは、「基礎体温の上昇」です。現代女性の4割は基礎体温が35度未満であることが明らかになっています。

妊娠がしにくいとお悩みになる女性の中で特に原因とされがちなのは「冷え性」であることです。
ヒトの臓器（子宮も含む）が正常に働くためには、基礎体温が36.5度あることが望ましいとされているため、基礎体温を意識的に上げることは欠かせない取り組みです。

妊活ヨガによってインナーマッスルを鍛えることで、基礎体温を上げることに繋がります。

生命維持に必須な活動、つまり内臓を動かしたり体温維持のための使用されるエネルギーを基礎代謝と言います。基礎代謝の中でも一番エネルギー消費が多いものは「筋肉」です。

エネルギー消費時に熱を発生させるため、ヨガによってインナーマッスルを鍛えることが体温の上昇に繋がるという原理です。

栄養素が全身に届きやすくなる

ヨガを習慣化することでインナーマッスルを鍛えられるだけではありません。筋肉を動かしたりストレッチを行うことであるため血行が促進されることに繋がります。

女性は座り仕事に従事されている方が多く、またテレワーク化によって身体を動かす機会が少なくなったことも事実です。
「座ったまま」「立ったまま」は、血行を促すための筋ポンプの機能不十分となってしまうため、栄養素を運搬させる血液の運搬を停滞させてしまう恐れがあります。

栄養素は臓器（子宮を含む）を動かすために必要な要素であるため、筋肉を動かしたりストレッチ効果のあるヨガは血行を促進させるための方法の１つです。

自律神経の安定

妊活を左右する要素には自律神経の乱れもあります。自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスに基づいていて、特に女性ホルモンは副交感神経が優位である時に正常に分泌されます。

しかし、ストレスを感じると交感神経が優位になってしまうため、女性ホルモンの分泌量が抑制されて排卵障害や生理周期の乱れを引き起こしてしまいます。

１日の中でヨガをするための時間を作ってあげることは、リラックスの時間を取り入れることに繋がるので自律神経を安定させることになり、女性ホルモンの分泌を正常化させる方法です。

さらに、ヨガの時間はヒーリング音楽をかけることで一層心休まる時間になるので、環境整備も妊活に意識したい取り組みです。

妊活ヨガはいつから、どれくらいやればいいの？

妊活ヨガは、子どもを授かりたいと思う時期に入ったら始めましょう。冷え性の改善にも期待されるため、特に基礎体温が35.5未満の場合は取り入れてみることをおすすめします。

ヨガは自宅で実施する、またはレッスンスタジオに通うといった方法があります。

自宅で行う場合は、気軽に実施できる１５分〜３０分程度を毎日続けましょう。レッスンスタジオは１回１時間程度の実施が多いです。

ながら腹巻きで妊活ヨガをもっと効果的にしよう

妊活ヨガをもっと効果的にするために、腹部を外部から温めてあげることは相乗効果を発揮します。

腹部および子宮が位置する身体の中心部を温めてあげることは、全身の体温をアップさせる効率的な方法でもあります。

腹巻き着用しながらヨガを行うことで、より効率的に基礎体温を上昇させます。自宅だけでなくヨガのレッスンスタジオにも持参するグッズとして腹巻きを追加してみてはいかがですか。

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