産後の女性が直面するお悩みの中で、特に気になるのは「産後太り」「骨盤の歪み」です。
妊娠と出産によってお腹まわりやヒップ、太ももに変化を感じてしまい「産前の体型に戻したい」という声はやはり多いです。
産後3ヶ月ごろからは体型が戻りやすい時期と言われていますが、お腹まわりや太ももはなかなか脂肪が落としにくいため、シルエットを美しくしてファッションを楽しみたいという女性にとって「産後用ガードル」は必需品と言っても過言ではありません。
産後用ガードルとは?
産後用ガードルとは、産後の体型変化および「骨盤の矯正」と「ボディ(お腹まわり・ヒップ・太もも)の整え」を一体化した産後女性用のサポートウェアです。産後用ガードルとは別に「骨盤ガードル・骨盤ショーツ」とも呼ばれます。
基本的にはアンダーウェアの上から着用するショーツタイプのものが多いです。骨盤の歪みを矯正する圧着加工や、お尻を持ち上げたりお腹まわりと太ももを引き締めるための加工がショーツに施されています。
骨盤の矯正は行わず、お腹まわりとお尻の引き締めだけといった女性の気になる部分だけサポートするタイプも存在します。また、骨盤のみ矯正を行うベルトタイプのものもあるので、まずはどの部分をカバーしたいかを把握しておくと良いでしょう。
産後用ガードルはいつからいつまで着用すればいい?
産後用ガードルは、出産直後から産後6ヶ月目まで着用しましょう。
産後の骨盤は約3ヶ月ほどで元の状態にまで戻るとされていますが、より効果的に歪みを矯正する役割として出産直後から産後用ガードルを着用し始めましょう。
出産から3ヶ月を経過してもお腹まわりや太ももの脂肪はなかなか落としづらいため、ボディラインの補正という役割として出産後3ヶ月からも継続して着用すると良いでしょう。
圧着の度合いが弱いものから強いものまであるため、無理なく継続的に着用できる自分にあった産後用ガードルを選びましょう。
帝王切開の場合はいつから着用して大丈夫?
帝王切開で出産される場合は、出産後の傷口の縫合と保護が必要です。
そのため、過度に締め付けが強いショーツやガードルの使用は、出産2ヶ月後から着用することを推奨します。
骨盤を引き締めるショーツやガードルを着用する場合は、傷口にゴムや圧が直接あたらないものを選びましょう。
産後用ガードルの種類と効果
産後用ガードルには大きく6種類に分けられます。
- ウエスト&ヒップ|ベルト(ニッパー)タイプ
- ウエスト&ヒップ|ショーツタイプ
- 骨盤|ベルトタイプ(ニッパー)タイプ
- 骨盤|ショーツタイプ
- ウエスト&ヒップ&骨盤|ベルト(ニッパー)ショーツタイプ
- ウエスト&ヒップ&骨盤|ショーツタイプ
引き締め及び矯正を行いたい部位別にアイテムが分けられています。
「ウエスト、ヒップ、骨盤」全ての部位をサポートするオールインワンタイプもあるので、産後の体型のどこが気になるのかをまず把握すると良いでしょう。
ベルト(ニッパー)タイプとそうでなくショーツのような履くタイプでは、締め付けの圧力に違いがあります。
ベルト(ニッパー)タイプは好みの強度で締め付け具合を調節することができて、耐久性も高く長期にわたり使用できます。その反面、着用部位が蒸れやすく動きづらいことに加えて、ベルト部が分厚いためボトムスやアウターに響きやすいデメリットがあります。
ショーツおよびベルトがなく履くタイプは、布の縫い合わせではなく、編んで製造されているため引き締め部分のみ圧力がかかるように工夫が施されています。360度均一な引き締めを期待できる他、薄くて蒸れないことに加えて、ボトムスやアウターに響きにくいといったメリットがあります。その反面、耐久性はベルトタイプよりも劣ってしまうことが多いです。
おすすめの産後用ガードル・骨盤ショーツ
商品の概要
価格:2,200円(税込)
素材:ナイロン65% 綿25% ポリウレタン10%
原産国:日本
サイズ:M(ヒップ:87~95cm)/L(ヒップ:92~100cm)/LL(ヒップ:97~105cm)
商品の概要
価格:2,200円(税込)
素材:アクリル80%、ナイロン15%、ウール5%
原産国:日本
サイズ:
対応ウエスト:約64~95cm
※産後使用の場合、出産直後から産後6ヶ月目を目安にしてください。
※帝王切開で出産された方は、産後2ヶ月後から6ヶ月までを目安にしてください。